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高画質でYouTubeをダウンロードする方法と、4Kが選べないときの理由

高画質でダウンロードできるかどうかを決めているのは、解像度のボタンではなく映像と音声を結合しているかどうかです。YouTubeは360pを超える画質で映像と音声を別々のストリームとして配信しているため、結合の工程を持たないダウンローダーは、音声込みで用意された360pのファイルか、解像度は高いのに音声が貧弱なファイルのどちらかしか返せません。

なぜ360pを超えると映像と音声が分かれるのか

360pを超える画質では、YouTubeは映像トラックと音声トラックを別々のファイルとして保存しています。DASHと呼ばれる配信方式で、再生中はブラウザが2本を同時に読み込んで合わせています。視聴しているだけなら意識せずに済みますが、ダウンロードの段階では2本を自分で結合しなければなりません。

このツールは映像ストリームと音声ストリームの両方を取得し、ffmpegで1本のMP4に結合してから渡します。だからYouTubeのダウンロードページで1080pを選べば、映像は本当に1080pで、音声もフル品質のまま残ります。結合しないサイトが1080p対応をうたっていても、実際に届くのは音声込みで用意された最良のファイル、つまり360pであることが少なくありません。

この境目を1440pだと説明している記事もありますが、正しくは360pです。ここを取り違えると、720pや1080pで保存したのに音だけ悪い理由が最後まで分かりません。

高解像度なのに音が明らかに悪いファイルを受け取った経験があるなら、原因はほぼこの結合工程の欠落です。

4Kが選べない動画があるのはなぜですか

投稿者が2160p版を公開していないからです。理由はこれ以外にありません。ダウンローダーはプラットフォームに存在するストリームを取り出す道具なので、アップロードされなかった解像度を作り出すことはできません。

画質のボタンはこちらで用意した固定のリストではなく、その動画に実際に存在するものから毎回生成されます。2160pのボタンが出てこない動画は、YouTube側にも2160pがありません。コンテナや形式の設定が原因だと説明している記事がありますが、無関係です。

YouTube上の再生では4Kが選べるのにダウンロード画面には出てこない、という場合はURLを疑ってください。別の動画や再生リストを指しているURLでは、目的の動画が読み込まれていないことがあります。読み込み後に表示されるタイトルとサムネイルで確認できます。

ファイルはどのくらいの大きさになりますか

解像度と映像の中身で変わりますが、目安として自社サーバーで実測した1本を挙げます。10分35秒、60fpsのアニメーション素材です。

60fpsで動きの多い映像はサイズが大きく出る側なので、この数字は上限寄りの目安として見てください。動きの少ないトーク動画なら、同じ解像度でももっと小さくなります。

形式ファイルサイズ1分あたり
MP4 720p161MB約15MB
MP4 360p28.8MB約2.7MB
MP319.0MB約1.8MB

もう一つの手がかり

YouTubeが公表している推奨アップロードビットレートも参考になります。1080pで8〜12Mbit、2160p30で35〜68Mbit、2160p60で53〜85Mbitです。ただしこれはアップロード時の推奨値で、実際に配信されるストリームはこれより低いビットレートに再エンコードされています。あくまで上限の見積もりとして使ってください。

映像が不要で音声だけあればよいなら、MP3で音声だけを抽出するほうがファイルは一桁小さくなります。

H.264、VP9、AV1のどれを選ぶか

迷ったらH.264です。このツールもH.264を優先して選びます。3つの違いは画質そのものではなく、どこで再生できるかにあります。

Premiere、DaVinci Resolve、iMovieのいずれかで編集するなら、H.264のMP4が最も安全です。コンテナとコーデックの違いはMP4と形式の選び方で詳しく扱っています。

高画質で保存する手順

手順そのものは4つだけです。時間がかかるのは最後のダウンロードだけで、解像度が上がるほど転送量も増えます。

  1. 動画のURLをコピーします。パソコンならアドレスバー、スマホなら共有からリンクをコピーを選びます。
  2. 入力欄に貼り付けて読み込みます。タイトルとサムネイルで動画が合っているか確認できます。
  3. 表示された解像度から選びます。並んでいるのは、その動画に実在するものだけです。
  4. ダウンロードします。サーバー側で映像と音声を結合してから、完成したMP4が送信されます。

思ったとおりの画質にならないとき

選んだ解像度が出てこない、途中で止まる、音が入っていないといった症状は、原因ごとに対処が違います。投稿者が公開していない解像度は諦めるしかありませんが、URLの取り方や一時的な取得エラーであれば解決します。

症状別の切り分けはダウンロードできないときの原因と対処にまとめました。特に、フィードをスクロールしながらコピーしたURLは動画そのものを指していないことがあるので、共有メニューから取り直すだけで直る場合が多いです。

よくある質問

YouTubeの4Kは本当にダウンロードできますか

投稿者が2160p版を公開していればできます。2160pのボタンは、その動画にストリームが存在するときだけ表示されます。存在しない解像度を作り出すことは、どのツールにもできません。

ダウンロードすると画質は落ちますか

落ちません。YouTubeが配信しているストリームをそのまま受け取り、映像と音声を結合するだけです。映像を再エンコードすることはありません。

1080pで保存したのに音が悪いのはなぜですか

映像と音声を結合していないダウンローダーを使った可能性が高いです。360pを超える画質では音声が別ストリームになるため、結合の工程がないと音声側が貧弱なままになります。

YouTube Premiumは必要ですか

必要ありません。アカウントもログインも使いません。ただし年齢制限付きの動画はログイン状態が前提なので、こちらでは取得できません。

編集用にはどの形式が向いていますか

H.264のMP4です。Premiere、DaVinci Resolve、iMovieがそのまま読み込めます。VP9やAV1は古い編集環境で扱いにくいことがあります。

動画のダウンロードは合法ですか

動画の内容と使い道によります。自分がアップロードした動画、パブリックドメインの素材、許可を得ているコンテンツを保存するぶんには通常問題ありません。他人の動画を再アップロードするのは別の行為で、どのプラットフォームも利用規約で禁じています。

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