Windowsのパソコン、ノートパソコン、ChromebookにYouTube動画を保存する
パソコンにYouTube動画をダウンロードするには、EdgeかChromeでダウンローダーにリンクを貼り付け、MP4と解像度を選びます。完成したファイルはダウンロードフォルダに入り、Chromebookでもファイルアプリの「ダウンロード」に入ります。機種で違うのは、標準のプレーヤーで再生できるか、ドライブの空き容量、そして学校や職場のChromebookでは管理者が保存そのものを許しているか、の3点です。
WindowsのEdgeとChromeでの手順
ノートパソコンでもデスクトップでも、Windows 10でも11でも、EdgeでもChromeでも手順は同じです。取得と結合はサーバーが行い、ブラウザは完成したMP4を受け取るだけなので、インストール不要のダウンローダーはどのパソコンでも同じように動きます。
- YouTubeで動画を開き、アドレスバーか「共有」の「コピー」でリンクを取ります。
- 別のタブでYouTube動画のダウンロードページを開き、貼り付けて読み込みます。タイトルとサムネイルで動画を確かめられます。
- MP4と解像度を選びます。迷ったら1080pです。理由は後で説明します。
- 処理を待ちます。360pを超える画質では映像と音声が別のストリームなので、両方を取得して1本にまとめます。
- 保存します。ファイルは動画のタイトルでダウンロードフォルダに入り、EdgeでもChromeでもCtrl+Jで一覧が開きます。
EdgeとChromeの保存先を変える
どちらも標準ではユーザーのダウンロードフォルダに保存し、設定の「ダウンロード」で別のフォルダを選んだり、毎回保存先を聞かせたりできます。毎回聞かせれば、外付けドライブや作業用のフォルダにも直接保存できます。見失ったファイルの探し方はWindowsとMacでのダウンロードの保存先にあります。
| Microsoft Edge | Google Chrome | |
|---|---|---|
| 保存先を変える | 「設定など」、「設定」、「ダウンロード」と進み、「場所」の「変更」 | その他アイコン、「設定」、「ダウンロード」と進み、「変更」 |
| 毎回保存先を選ぶ | 同じ「ダウンロード」の画面で、ファイルごとに保存場所を確認する設定をオン | 「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」をオン |
| ダウンロードの一覧を開く | Ctrl+J | Ctrl+J |
1080pならメディアプレーヤーでそのまま再生できます
1080p以下のファイルは映像がH.264なので、Windows 11のWindows メディア プレーヤーでそのまま再生できます。Microsoftが最初から使える形式に挙げているからです。それより上はパソコン次第で、原因はYouTube側にあります。
このサイトのエンジンであるyt-dlpで公開の4K動画2本の形式を一覧にすると、H.264は1080pまでしかなく、1440pと2160pはVP9かAV1だけでした。このツールのMP4はH.264を優先するので1080p以下はH.264になり、1440pと2160pでは同じ選び方でVP9が入りました。
AV1にはMicrosoftのAV1 ビデオ拡張機能が必要で、開発者向けの資料はこれを任意で追加するコーデック パックとしています。VP9 ビデオ拡張機能は、開発者向けの資料ではWindowsに含まれるもの、メディアプレーヤーのヘルプでは別に入手するものとして扱われています。そのため2160pは再生できるパソコンとできないパソコンがあり、1080pならこの問題を避けられます。コーデックと編集ソフトの関係は4Kでダウンロードする方法で扱っています。
| 選ぶ解像度 | YouTubeが持っていた形式(実測) | MP4の中の映像 | メディアプレーヤーで最初から再生できるか |
|---|---|---|---|
| 2160p、1440p | VP9とAV1のみ | VP9 | VP9 ビデオ拡張機能が入っているかで決まる |
| 1080p | H.264、VP9、AV1 | H.264 | できる |
| 720p以下 | H.264、VP9、AV1 | H.264 | できる |
Chromebookでは一時フォルダと小さいドライブに注意
ChromebookでもChromeで同じようにダウンロードでき、ファイルはファイルアプリの「ダウンロード」に入ります。違いは保存した後に出ます。
「ダウンロード」は一時フォルダです
Googleは「ダウンロード」をハードドライブ上の一時フォルダとし、空き容量を増やすためにファイルが削除されることがあると注意しています。残す動画は、ファイルアプリの左側の「ダウンロード」から「マイドライブ」などへドラッグしてください。「ダウンロード」で削除したファイルは元に戻せません。保存先はChromeの設定の「ダウンロード」で、Windowsと同じように変えられます。
大きなファイルの前に空き容量を確かめる
右下の時刻から設定を開き、「システム設定」の「ストレージ管理」で空きを確認できます。10分少しの60fpsのアニメーション、Big Buck Bunnyでは、1080pが約270MB、このツールが選ぶ2160pのVP9は約2.2GBの見積もりで、1ファイル2GBの上限をわずかに超えます。小さいドライブでは1080pが現実的です。見積もり方はダウンロードのファイルサイズで説明しています。
ギャラリーで再生する
ファイルアプリで動画をダブルクリックすると、ギャラリー アプリで開きます。Googleの対応形式の一覧ではMP4はH.264と組み合わされ、VP9はWebMの中だけで、AV1は出てきません。ここでも資料と合うのは1080p以下です。
学校や職場のChromebookでダウンロードが止められている場合
学校や勤務先がダウンロードを止めている端末には、このサイトを含めどのサイトからも保存できず、回避の方法も案内しません。管理者はChromeの「ダウンロード制限」で「すべてのダウンロードをブロックする」を選べます。そうするとChromeはどのファイルも書き込まず、新しいバージョンでは組織によってブロックされたことを示す表示が出ます。
右下の時刻を選んで管理対象デバイスのアイコンが出れば、組織が管理している端末です。Chromeのメニューの下部に「組織によって管理されています」と出るのも同じ意味で、Windowsの業務用ノートパソコンでもChromeとEdgeに同じ制限をかけられます。解決できるのは端末の管理者だけで、許可されたパソコンで先生が保存してファイルを共有する方法もあります。
パソコンで音声だけを保存する
MP3かM4Aを選ぶと音声のストリームだけを取得するので、早く終わり、容量もわずかで済みます。どちらもWindows 11のメディアプレーヤーで拡張機能なしに再生でき、.mp3と.m4aはChromebookの対応メディア形式にも入っています。M4AはYouTubeのAACをそのまま残し、MP3は再エンコードします。その差は音声をMP3で抽出する方法で実際のビットレートとともに説明しています。
高性能なパソコンでも変わらないこと
速いパソコンでも、取得できる範囲は変わりません。1つのリンクで1本の動画だけで、再生リストやチャンネル、ログインが必要な非公開、メンバー限定、年齢制限付きの動画は取得できません。ファイルは2GBまでで、15分で終わらない処理は止められるため、非常に長い動画を高い解像度で保存すると引っかかることがあります。Macで違うのはフォルダと標準のプレーヤーだけで、手順はMacでダウンロードする方法にまとめています。
よくある質問
何もインストールせずにYouTube動画をパソコンに保存できますか
できます。ページはブラウザで動き、ドライブに書き込まれるのは動画のファイルだけなので、ソフトを入れる権限がない会社のパソコンでも、ダウンロード自体が止められていなければ使えます。
YouTube Premiumならパソコンに保存できますか
Premiumはパソコンのブラウザでも動画をYouTubeの中に一時保存でき、オフラインで最大29日間再生できます。移動や編集ができるファイルとして保存する方法は、ヘルプに書かれていません。
USBメモリや外付けドライブに直接保存できますか
できます。毎回保存先を選ぶ設定をオンにして、ダイアログでそのドライブを選んでください。Chromebookでは差し込んだUSBメモリやSDカードがファイルアプリの左側に出るので、そこへドラッグすれば自動の削除からも守れます。
Chromebookの「ダウンロード」に動画が見当たりません
毎回保存場所を確認する設定がオンなら、ダイアログで選んだフォルダにあります。オフなら空き容量のために削除された可能性があり、元に戻せないので、もう一度ダウンロードしてください。
HDRの動画は1080pでもHDRのままですか
なりません。確認したHDRの動画では、YouTubeがHDRの版をVP9とAV1でしか持っておらず、1080p以下で優先されるH.264は標準のダイナミックレンジの版でした。