MacでYouTube動画を保存して、Appleの純正アプリで開くまで
MacでYouTubeの動画をダウンロードするには、Safari、Chrome、FirefoxのどれかでYouTube動画のダウンロードページにリンクを貼り付け、MP4動画の1080pを選んでダウンロードします。Safariにダウンロードの許可を求められたら「許可」を選んでください。ファイルは動画のタイトルが付いてダウンロードフォルダに入ります。Macで迷うのは解像度です。4K動画2本で確かめたところ、1080p以下はH.264、1440pと2160pはVP9で届き、Appleが対応形式に挙げているのは前者だけでした。
Safari、Chrome、Firefoxでの手順
どのブラウザでも手順は同じです。取得と結合はサーバーが行い、ブラウザは完成したMP4を受け取るだけなので、Macには何もインストールしません。
- YouTubeで動画を開き、アドレスバーのURLか、動画の下の「共有」にある「コピー」でリンクを取ります。
- YouTubeのダウンロードページの入力欄に、Command+Vか「貼り付け」ボタンで貼り付けます。
- 「YouTube動画を読み込む」をクリックし、タイトルとサムネイルで動画を確かめます。
- 「MP4動画」のまま、「画質」で1080pを選びます。理由は後の節で説明します。
- 「ダウンロード」をクリックし、「映像と音声を結合中...」を経て「準備できました」と出るまで待ちます。
- 保存は自動で始まります。何も届かなければ「ファイルを保存」をクリックしてください。
MacのChromeとFirefox
ページの動きは同じです。Chromeは標準で /Users/ユーザー名/Downloads に保存し、その他アイコンの「設定」、「ダウンロード」で「変更」を押せば保存先を選び直せます。WindowsやChromebookでの保存先はパソコンとChromebookでの保存方法にまとめています。
最初の保存で出るSafariの確認
Safariはサイトがダウンロードを始める前に確認を求めることがあるので、最初の1本では「許可」を選んでください。この選択はサイトごとに記憶され、「Safari」>「設定」の「ウェブサイト」にある「ダウンロード」で変えられます。「確認」は毎回確認を求め、「拒否」はダウンロードを止め、「許可」は常に通します。
間違えて拒否すると、サーバーの処理は終わってもファイルはMacに届きません。一覧でこのサイトのポップアップメニューを「許可」か「確認」に戻し、もう一度「ダウンロード」をクリックしてください。
変えるのはこのサイトの行だけで足ります。一覧の下にある、ほかのサイト全体に効くメニューは触らなくて構いません。
保存したファイルの見つけ方
Safariウインドウの右上隅付近にあるダウンロードのボタンを押し、ファイル名の横の虫めがねのアイコンをクリックすると、Finderでファイルの場所が開きます。この一覧の項目は標準では1日後に消えるので、それより前のものはダウンロードフォルダから探してください。
Dockの「ダウンロード」フォルダをControlキーを押しながらクリックし、追加日の順に並べ替えると、新しい動画が先頭に来ます。保存先を変えるなら「Safari」>「設定」の「一般」にある「ファイルのダウンロード先」です。ファイル名の付き方はパソコンでのダウンロードの保存先で説明しています。
QuickTime、写真、iMovieで開ける解像度
Appleの純正アプリで開くなら、1080p以下を選んでください。公開されている4K動画2本(60fpsの短編映画と4K HDRの旅行映像)のストリームを一覧にしたところ、どちらも1080p以下のすべての高さにH.264があり、1440pと2160pにはVP9とAV1しかありませんでした。
このツールのMP4は選んだ高さでH.264を優先するので、1080pならH.264の映像とAACの音声になります。1440pと2160pには優先できるH.264がなく、同じ選び方を2本で実行するとMP4の中身はVP9でした。開けるかどうかを決めるのは入れ物ではなく中のコーデックで、詳しくは4Kでのダウンロードとコーデックの違いにあります。
AppleがiMovieとFinal Cut Proの読み込み形式に挙げているのはH.264やHEVCで、VP9とAV1はありません。MacBook Airの仕様ページの再生形式はHEVC、H.264、ProResで、M3チップ以降はAV1が加わります。QuickTime Playerのコーデック一覧は公開されていないので、VP9のファイルは自分のMacで試すものと考えてください。
| 選ぶ画質 | ファイルの中のコーデック(今回の確認) | iMovieとFinal Cut Proの読み込み形式 | MacBook Airの再生形式(M2、M4、M5の仕様ページ) |
|---|---|---|---|
| 2160p | VP9 | 記載なし | 記載なし |
| 1440p | VP9 | 記載なし | 記載なし |
| 1080p | H.264 | 記載あり | 記載あり |
| 720p以下 | H.264 | 記載あり | 記載あり |
写真やiMovieに取り込む
写真アプリでは「ファイル」>「読み込む」でMP4を選び、「読み込む項目を確認」をクリックします。写真のウインドウにドラッグしても取り込め、動画は「読み込み」アルバムに入ります。H.264はiPhoneのカメラが「互換性優先」の設定で使う形式でもあり、iMovieもH.264のMP4をそのまま読み込みます。タイムラインでの注意は編集用に動画を保存するときの注意にまとめています。
MacBook Airで4Kを選ぶ前に、容量と画面を計算する
今回の確認では、4Kは1080pのおよそ8倍の大きさになり、しかもMacBook Airの画面ではその細かさを表示しきれません。10分35秒、60fpsの映画で、1080pのH.264は約268MB、こちらが選ぶ2160pのVP9は音声を足す前で約2.2GBの見積もりでした。
標準のストレージは13インチのM2、M3、M4が256GB、2026年3月に出たM5が512GBで、フォーマット後はこれより少なくなります。この映画の割合なら、10GBの空きに入るのは1080pで約6時間半、2160pでは45分ほどです。動きの少ない映像が軽くなる理由は動画のファイルサイズの目安で説明しています。
最近の13インチの画面は2560×1664ピクセル、15インチは2880×1864なので、3840×2160のフレームは必ず縮小されます。13インチの全画面で横長の動画は幅2560ピクセル、ちょうど1440pの幅です。4Kが生きるのは4Kのディスプレイや、編集で拡大して切り出すときです。
長い4K動画は1ファイル2GBの上限にも引っかかります。この10分ほどの映画でも2160pは2GBをわずかに超える見積もりなので、それより長ければ1440pか1080pを選んでください。
Macで音声だけを保存する
「MP3音声」か「M4A音声」を選ぶと映像を一度も取得しないので、ファイルは小さく、すぐに届きます。ミュージックアプリには「ファイル」メニューから読み込むか、Finderからウインドウにドラッグします。iMovieにはFinderからタイムラインへ直接ドラッグできます。タグもジャケット画像も入らないので、手がかりはファイル名の動画タイトルだけです。2つの形式の選び方はMP3で音声を抽出する方法にまとめています。
よくある質問
M3以降のMacなら4KのファイルもQuickTimeで再生できますか
AppleはM3以降でAV1のデコードに対応しましたが、今回の確認で1440pと2160pのファイルはVP9で、VP9を再生形式に挙げたMacBook Airの仕様ページはありませんでした。Appleのアプリで開くなら1080pを選んでください。
AppleはHEVCに対応しているのに、HEVCの選択肢がないのはなぜですか
YouTubeがHEVCを配信していないからです。確認した2本で一覧に出たのはH.264、VP9、AV1だけでした。
4Kで保存したファイルがQuickTimeで開けません
同じリンクを貼り付け直して1080pを選べば、H.264の版が届きます。このツールは手元のファイルを変換せず、YouTubeにある版を取りに行くだけです。
写真アプリに取り込むと、ファイルは2つになりますか
なります。写真アプリは標準で動画を「ピクチャ」フォルダ内の写真ライブラリにコピーします。「読み込み」アルバムに入ったのを確かめたら、ダウンロードフォルダのMP4は消して構いません。
動画の一部だけをMacで切り出せますか
H.264のファイルならQuickTime Playerでできます。「編集」>「トリミング」で黄色のハンドルを動かして「トリミング」をクリックし、「ファイル」>「書き出す」で保存します。書き出されるのは.movファイルで、MP4にはなりません。